Ubuntu 12.04LTSがリリース 

一昨日の4月26日に、最新バージョンのUbuntu 12.04LTSが正式に公開されました。いろんな人のブログなどを読んでみると、なかなかいい評判のようで。

今回からdesktop版も5年の長期サポートとなるようなので、この際、長年お世話になってきた10.04LTSからアップグレードしようか考えていたり。ただ、これまでGNOMEデスクトップ環境にだいぶ慣れてしまっているので、いきなりUnityへ移行するのは、いささか不安があったりもする。ただし、こちらの記事にあるように、10.04LTSみたいなGNOME環境にすることもできるらしい。住めば都とは言うものの、Unityにして妻に文句言われたら、この作業で復元することにするか…。

12.04LTSの使い心地は、こちらで擬似的にブラウザ上で体験できる。これは良くできていて、なかなか分かりやすいと思う。ちなみに、Home/VideosにあるIntroduction Ubuntuをダブルクリックすると、Ubuntuの紹介動画が始まる。軽快な感じの動画で、「試してみようかな」という気持ちにさせてくれる。

ちなみに日本語remixは、近日中のリリース予定(こちらの情報では5月3日)だとか。

そういうわけで、この連休中は、楽しい(?)アップグレード作業で終わってるかも。

Secret Maryo Chroniclesとエキストラワールドの追加 

Secret Maryo Chronicles(以下SMC)は2次元スクロール型のゲームで、主人公のマリョを操作してクリアしていくゲーム。主人公の名前が、あのヒゲを生やした小太り・小柄の有名なイタリア系おっさんによく似ており、たしかに操作性も物理法則を無視した自由なジャンプができて楽しい。キャラが某おっさんよりも若作りなためか、さらに操作の自由度も高い気がします。

これのインストールはいたって簡単。

インストール
最も簡単なやり方
ソフトウェアセンターを起動
Secret Maryo Chroniclesを探してインストール (これで完了)
起動してもサウンドが鳴らない場合
私の場合がそうだったので、下記を実行して音が出るようにした。
sudo apt-get install smc-music
ひょっとしたらパッケージに音ファイルが含まれてないのかも?
端末からの方法
端末を起動して以下を実行
sudo apt-get install smc smc-data smc-music
こっちの方が簡単かもしれない…。

これはジョイパッドを使って遊ぶのが良いです。ジョイパッドには、十字ボタン以外に少なくとも4つのボタンがゲーム中の操作に必要です。ジョイパッドをUSB接続した後は、SMCを起動してOptionsで操作系をキーボードからジョイパッドに変更すればOK。詳しい操作方法はこちらのwikiの8番と9番に書いてありますが、実際に操作して覚えた方が速いです。ちなみに元祖のゲームに比べると、ジョイパッドのA, Bボタンの役割がデフォルト設定では逆のような気がしますが、すでにうろ憶え。。

面の中にはいろんな隠しアイテムや面があって、大ジャンプで上スクロールや土管に入ったり透明キノコを取れば出現する。これらを探しまくるのもなかなか楽しい。ちなみに、ゲーム中にF8を押すと面のエディットモードになるので、これで面構成をカンニングするとか、そういうことはちょっとセコいかもしれない。。

私の場合、1週間ぐらいで全てクリアできたけど、これでは物足りない人もいるはず。その時は、一部の人がエキストラワールドのデータファイルを配布しているので、これをインストールすればさらに遊べます。ちなみに私のマシンはUbuntu 10.04LTSだが、それ以降のUbuntuでも、おそらく同じ操作で行けると思います。
エキストラワールドのインストール
ダウンロード
まずはこちらのサイトにアクセス
画面左上にZIPという名前のボタンがあるので、これをクリック。
クリックすると、zipファイルがダウンロードされる。
ファイル名は現在のところ下記の通りで、ファイル容量は約24MB。
Luiji-Secret-Maryo-Chronicles-Contributed-Levels-a9030fa.zip
展開してインストール
[注] ここでは、zipファイルの格納先で端末を開いているものとしている。
端末を開いて、以下を順次実行。
unzip Luiji-Secret-Maryo-Chronicles-Contributed-Levels-a9030fa
cd Luiji-Secret-Maryo-Chronicles-Contributed-Levels-a9030fa
sudo mkdir /usr/share/games/smc/pixmaps/contrib-graphics
sudo mkdir /usr/share/games/smc/music/contrib-music
sudo cp -R levels/* /usr/share/games/smc/levels
sudo cp -R worlds/* /usr/share/games/smc/world
sudo cp -R graphics/* /usr/share/games/smc/pixmaps/contrib-graphics
sudo cp -R music/* /usr/share/games/smc/music/contrib-music


この作業を行なった後、普通にSMCを立ち上げてStartを選択すると、選べるワールドがいくつか増えている。ただし、いくつかのシナリオはまともに動かないようだが、これはおそらく作りかけということだと思う。

探せば誰か他の人も、エキストラワールドをどこかでアップロードしているかもしれない。もしくは、この暇な正月を大いに有効利用して、自分でエキストラワールドを作成してみるのもいいかも。その際は是非アップロードを。:-)

ちなみに下記は、追加インストールしたエキストラワールドの画面。



JaxoDraw 

JaxoDrawというのは、場の量子論などで出てくるFeynman図形を描画する専用ソフト。たとえばこちらのwebページを見ての通り、Feynman図形は矢印や波線で構成されるもので、なんとも不可思議な図形をしている。正直なところ、私には一生ご縁がない代物だろうとか思っていた。しかしながら近年の第一原理計算では、バンドギャップの過小評価問題を乗り越えるアプローチとしてGW近似という手法があり、その説明には必ず、この珍妙な図形が描かれている。どうやら微妙にご縁があったようだ。。
ところで、もしFeynman図形を一般的なドロー系ソフトで描いてみようとしたら、なかなか骨の折れる作業だということは容易に察しが付く。こういう場合にはもちろん専用描画ソフトの出番だというわけで、JaxoDrawをインストールしてみた。

インストール
まずはダウンロード
こちらのサイトにアクセス。
ここにはインストーラとしてrpmパッケージなどが置いてある。
debパッケージはないので、これを利用することにする。
最新版のrpmをダウンロード。
現在(2011年11月15日)ではjaxodraw-2.0-1.noarch.rpmが最新。
ちなみに一緒に書かれているJPackageは不要。
Javaランタイム(たとえばopenjdk-6-jre)があればOKぽい。
debに変換
rpmパッケージのあるディレクトリで端末を開く。
下記コマンドでパッケージを変換する。
sudo alien jaxodraw-2.0-1.noarch.rpm
少々エラーが出るが、何も気にすることはない。
実行後はjaxodraw_2.0-2_all.debが生成される。
インストール
sudo dpkg -i jaxodraw_2.0-2_all.deb

インストール後は端末でjaxodrawと入力すれば起動できる。しかし毎回端末を開くのは面倒なので、メニューバーに登録しておく。ちなみに私のマシンはUbuntu10.04なので、下記の方法はgnome専用ということで、念のため。
メニューバーへの登録
メニューバーを右クリックして、メニューの編集(E)を選択。
新しいアイテム(W)をクリック。
ランチャの作成ダイアログの項目に順次入力していく。
名前(N): JaxoDraw
コマンド(A): jaxodraw (全て小文字で)
コメント(M): Draw Feynman diagrams (他にも何でもOK)
アイコンは一緒にインストールされたpngファイルを流用。
ファイル名は/usr/share/icons/hicolor/48x48/apps/jaxodraw.png
あとはOK(O)をクリックすると、無事登録される。


Ubuntu10.04にLibreOfficeをインストール 

動作が安定しているのと根っからの面倒くさがりなので、いまだにUbuntu10.04LTSを愛用しているのだが、このたび、訳あって標準インストールされているOpenOfficeから、LibreOfficeに乗り換えることにした。

最近のUbuntuでは、既にLibreOfficeが標準となっているというのも乗り換え理由の一つなのだが、決め手はOpenOfficeでどうしても対処できなかった不具合があったため。それは下の画像で示すように、プレゼン資料を全画面表示しても消えてくれないメニューバーのこと。

プレゼンしたいのに、さすがにこれはアカンやろ…。LibreOfficeを使ってる友人に聞くと、こういう珍事は見たことないそうな。OpenOfficeそのものの問題なのか、パソコンの設定が何か悪いのかは分からないが、とりあえずこのままではよろしくない。

そういうわけで、LibreOfficeのインストール方法のメモ。Ubuntu10.04のSynapticやソフトウェアセンターでは、LibreOfficeが見当たらないので、これはdebパッケージからのインストールになる。ちなみにこちらのブログこの記事の方が、画像もあって分かりやすいので、念のため。
ダウンロード
LibreOfficeのダウンロードサイトにアクセスする。
プラットフォームをLinux x86 (deb)にし、言語をja - 日本語にする。
3つのファイルをダウンロードする。
現在(2011年11月09日)では、以下の3つが最新版になっている。
LibO_3.4.4_Linux_x86_install-deb_en-US.tar.gz
LibO_3.4.4_Linux_x86_langpack-deb_ja.tar.gz
LibO_3.4.4_Linux_x86_helppack-deb_ja.tar.gz

展開
おもむろに端末を開く。
ダウンロード先が~/Downloadsならば、そこに移動。
cd ~/Downloads
全て展開しまくる。
tar xvzf LibO_3.4.4_Linux_x86_install-deb_en-US.tar.gz
tar xvzf LibO_3.4.4_Linux_x86_langpack-deb_ja.tar.gz
tar xvzf LibO_3.4.4_Linux_x86_helppack-deb_ja.tar.gz

これでディレクトリが3つ作成されているはず。
まずは本体のインストール
cd LibO_3.4.4rc2_Linux_x86_install-deb_en-US/DEBS
sudo dpkg -i *.deb
cd desktop-integration
sudo dpkg -i *.deb
cd ../../..

言語パッケージのインストール
cd LibO_3.4.4rc2_Linux_x86_langpack-deb_ja/DEBS
sudo dpkg -i *.deb
cd ../..

ヘルプのインストール (if necessary)
cd LibO_3.4.4rc2_Linux_x86_helppack-deb_ja/DEBS
sudo dpkg -i *.deb

あとは端末を抜けてもOK。
これでメニューバーのオフィスにLibreOfficeが追加されているはず。
こちらの記事では、日本語化での不具合対策法を書かれているが、今回はそういう問題は起こらなかった。単に運がよかっただけなのか?

そういうわけで、LibreOfficeに乗り換えたら、全画面表示もまともにできるようになったし、OpenOfficeに比べて少し軽くなった気がする。とりあえず、めでたしめでたし。 :-)


USB外付FDドライブのマウント 

以前にUSB外付のフロッピーディスクドライブを買ってきたが、Ubuntu上でどうしてもマウントできなかった。ジャンク品だったのでハズレ引いたか?と思っていたが、今回少し調べたらマウントできたのでメモ書き。ちなみにドライブはNEC製で、PC-VP-BU21という型番のやつ。ジャンクで300円ナリ。

今までの失敗の話
FDのマウントなら、端末からこんな感じで入力すると思う。
sudo mount -t msdos /dev/fd0 /mnt/floppy
ただしUSB外付だと、こんなメッセージが出て蹴られてしまう。
mount: スペシャルデバイス /dev/fd0 が存在しません
たしかにドライブは接続されているのに…。
さて、こう表示されるのはなんでだろう?

実は、FDドライブなのでfd0だと思い込んでいたのが、そもそもの間違い。これはUSB外付けタイプなので、USBメモリやUSD外付けHDDと同じ扱いとなるらしい。つまり、fd0ではなくsd*としてマップされている。

正しいやり方
まずはFDドライブをUSB端子に接続
下記コマンドでデバイス情報を確認
dmesg | tail -n 20
すると、下記のように表示される。
<< 省略 >>
[13142.092016] usb 2-2: new full speed USB device using uhci_hcd and address 2
[13142.279609] usb 2-2: configuration #1 chosen from 1 choice
<< 省略 >>
[13148.641349] sd 2:0:0:0: [sdb] 2880 512-byte logical blocks: (1.47 MB/1.40 MiB)
[13148.657341] sd 2:0:0:0: [sdb] Write Protect is off
<< 省略 >>

ここでは、FDドライブはsdbとしてマップされている。
あとは下記コマンドでマウント
sudo mount -t msdos /dev/sdb /mnt/floppy
これで/mnt/floppyにFDのマウントができた。
作業が終わればアンマウントを忘れずに
sudo umount /mnt/floppy

分かってしまえばたいしたことではないけど、他にもマウントできないものがあったら、念のためにdmesgを使うのがいいかもしれない。